yonigeと言えば「アボカド」というイメージをモノの見事に払拭してくれました。
この「HOUSE」は全体的には地味でロックロックはしていないけど、
ホント人間味のある詩と力の抜けた曲感が堪らない!!
昔の自分だったら絶対聴くことはなかった。
バリバリの激ロック好きの人には物足りないかもしれないけど、
yonigeの2人が醸し出すことによって曲の聴きやすさと魅力が詰まってる。
曲にしつこさがないというか、同じフレーズを何度も言う歌詞もなく、曲も4分位。
本当に聴きやすくそして何度も聴けるアルバムです。
特に2曲目の「リボルバー」は神!!
「あしたの事は、あしたでいいや。」
聴いてて力が抜けてなんか生きてて楽になるような感じ。(普段自分は力んだ生き方してるんだなと思う。)
何もしない時に無性に聞きたくなるロックそれがyonigeです。
アゲたい時に聞きたくなるロックや、落ち着きたいときに聞くロックバラードはいくらでもあるけど、
ぼーっとしてる時に聞きたいロックってそうそうないです。
このアルバム「HOUSE」は特にyonigeの中でも特に「ぼーっとロック」(勝手に命名)
のカテゴリーのアルバムです。(まさにベストオブ「yonige」ワールド)
この作品関連でもう一つのおススメ。
MVが素晴らしいのです。(YoutubeでフルMVが観れます。)
「リボルバー」のMVは曲の魅力をもっと引き出しています。
本当に地味なのに、あそこまで地味なのに、なんでかめっちゃ好きになりますよ。
あの俳優さん映画「愛がなんだ」の人だと思うけど、
あの役とは正反対的なダサイケメンを演じています。(いい味出してる、ホント。)
あれを見たら「リボルバー」は絶対神曲化します。
やっぱり人間は人間臭さがないとダメですね。完璧じゃなくてもいいんです。
その人間臭さをカッコよく表現できるyonigeってやっぱすごいな。
このアルバムを聴いてもっと人間臭く生ていこうと思いました。