テキサスのスワンプSSW、Ray Wylie Hubbardによる「The Ruffian's Misfortune」以来2年ぶり新作。
いままで同様南部臭漂うスワンプカントリーブルース。
ではあるが、今回はGeorge Reiff、Rick Richardsリズムセクションではなく、息子さんLucas又はオースティンのSSWでありマルチストリングス奏者Jeff Plankenhornによるギター、ドラムスはKyle Schneiderなる人物が叩いている。
ベースは曲によって無し、もしくはゲスト参加のサイケロックバンドBright Lights Social Hourメンバーや、Pat Manskeが参加する程度。
なので近作よりもよりシンプルなフォーク、カントリーブルース。
アコースティックギターを中心に、ドブロ、B3、マンドリン、そして足踏み、手拍子、シェイカー、タンバリン等を使用した音数控え目ながらも重厚なRay Wylie印のスワンプサウンドだ。
これはこれでかっこいい!
Lucinda Williams、Patty Griffin、Eric Churchといった大物もゲスト参加。