M3「DARUMASAN」M4「某東京」の二曲を繰り返し聞いています。
特に「某東京」にしびれます。
デビュー当時のキャッチフレーズ「プログレッシブ・ヒップホップ」を発展させたと理解出来るこの曲は、
1960年前後のハードバップにコーラスをアレンジしたようなスタイル。
準メンバーとも言える佐々木みおとえつこのコーラスがすごいです。
ゴキゲンなベースランニングに速いフォービートのドラム。
フリースタイルのピアノがコーラスに絡みながらコード弾きでオブリガートを軽快に奏でるのが素敵。
これに載せて歌うのは若者が、東京に染まっていく感慨をユーモアを交えての台詞。
ゲスの極み乙女。らしい期待通りの出来映えで満足です。
早い時期にPVが公開されたリード曲M1「シアワセ林檎」ジャジーで軽快なポップスから、
冬のカントリー風景を彷彿させるアコースティックなM5「id 2」
M8「いけないダンスダンスダンス」M12「Dancer in the Dancer」のように人混みの中で感じる孤独との向き合い方を歌った(と僕は理解しているのだけれど、かといって上から目線で指南するような方法でなく、自分が日常を過ごす様子を歌うことで)若いリスナーに寄り添う優しく親切な歌もあります。
買って損はありませんでした。
お得感マックス。
大満足です。