名作 Dark Sky Paradise の後、Twenty88 のプロジェクトを挟んでの、4枚目のアルバム。
イントロが終わり次曲の 2 "Light" の Eddie Kendricks の "Intimate Friends" のキーボードのループに乗せて、彼のラップが始まります。そして Jeremih の歌が重なります。これだけで持っていかれました。
Kanye West が関わった 3 "Bounce Back" に続いて 4 "No Favors" は彼とデトロイトで同郷かつ彼が敬愛する 先輩の Eminem がテンション高めのラッピングで華を添えてくれています。
最初から最後まで浮遊感のあるトラックと曲で統一されており、彼の存在感は自信にあふれ、全編を通して揺るぎ無く、Migos 参加の 13 "Sacrifices" を始め、客演が各曲の良い引き立て役になっています。
前作の方が一曲ごとのバラエティに富んでいましたが、統一感では本作の方が上回っていると思いました。彼の世界に身を委ねてみましょう・・。